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イノサン第3巻24話「母にささげる愛餐」蜘蛛の餌食って? ネタバレ感想 [ネタバレ感想]

一話ずつ「イノサン」のあらすじと感想
を書いています。
あくまで個人的な感想ですが、あらすじ
ネタバレが有りますのでご注意下さい。



◆イノサン第3巻24話「母にささげる愛餐」◆


24話はニコラの幼少期の回想から始まり
ます。

ニコラは泣いている兄バチストを慰め
ながら庭で遊んでいた時に、母マルトが
兄を呼びに来ました。

裏庭に5匹の犬がつるしてあるから練習
しましょうと。


ニコラは兄のバチストだけにかまって、
自分を無視する母マルトを子供の頃から
恨んでいました。


居間の壁に架かるタペスリーも長男で
あるバチストが生まれた時に3年もかか
っておらせたものですが、自分のはあり
ません。


そんな母はニコラをランスから呼び寄せ
処刑台の設置や人夫の手配、馬の準備と
陣頭指揮をとらせて明日の処刑の準備に
当らせました。


そこまでさせておきながら、ニコラには
明日はシャルルをお願いしますと言い渡
すのです。



ニコラは気がつきました。

この家はラ・グランドゥ・マルトから吐
き出される蜘蛛の糸で一寸の狂いもなく
織り上げられた壮大なタピスリーである
ことに。


ニコラは母マルトに反発し、明日はムッ
シュー・ド・パリにふさわしい処刑を、
自分がパリいやフランス全土に知らしめ
ると宣言するのでした。



イノサン第3巻24話「母にささげる愛餐」
のあらすじはここまでです。



◆イノサン第3巻24話 感想◆



祖母マルトは子供のころから長男である
バチストと、次男であるニコラを差別的
に取り扱ってきたのが良くわかります。


ここまで来るともういやがらせというか
自己満足の域に達しているような気がし
ます。


長男を躾けて教育している自分に酔って
ますみたいなね。

いますよね今でもこういう母親ってね。

こういう愛の無い母親に育てられたら、
人格的にまともに育つとは思えません。



まあでも長男と次男の確執と言えば今の
世の中でも繰り返される話ですね。


長男がいる限り次男は家督を継ぐことは
できません。

家長としての一切の権限と責任は長男が
負うものだから。


そしてマルトは伝統を一番重んじる女性
です。

兄の座を狙うニコラを表面上は感謝して
も、心の中では全く信用していないので
すね。


今のシャルルには、到底八つ裂きの刑を
取り仕切れると思えないマルトはニコラ
に輝かしき晴れ舞台を奪われてしまうの
でしょうか?



以上、イノサン第3巻4話
「母にささげる愛餐」蜘蛛の餌食って?
ネタバレ&感想でした。


つづく、イノサン第3巻25話は
⇒こちらです!


イノサン ネタバレ感想まとめページは
⇒こちらです!




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