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イノサン第3巻26話「黄熱の祭典」処刑でShow? ネタバレ感想 [ネタバレ感想]

一話ずつ「イノサン」のあらすじと感想
を書いています。
あくまで個人的な感想ですが、あらすじ
ネタバレが有りますのでご注意下さい。



◆イノサン第3巻26話「黄熱の祭典」◆


その日、人々は朝早くから皆グレーヴ
広場を目指しました。

フランス全土から集まってきたような
大騒ぎです。

建物の屋上にも人が登り、八つ裂きの刑
を見る為に 何時間も前から大混雑をし
ています。

その群衆の中へ、馬に乗り現れたのは
シャルル・ニコラ・ガブリエル・サンソ
ン。

ランスそしてベルサイユの処刑人にして
ムッシュー・ド・パリの弟。



ニコラは思います。

今日で全てが終わる。ムッシュー・ド・
パリの弟と言われるのは今日で最後だ

今日は新しいムッシュー・ド・パリの
誕生の日だと。




その頃、シャルルはコンシェルジュリに
いました。

議員たちとともに罪人ダミアンを拷問官
スービィスから引取りに来ていたのです


やはりスービィスは2ヶ月もかけて自白
を引き出せなかったことを責められ、
追って沙汰を待つことになりました。



シャルルはダミアンを起こしてワインを
一杯気付けに呑ませます。

シャルルはダミアンに真実を言うように
促しますが、ダミアンは断ります。


「どうせ真実なんてもんは人が都合よく
ねじ曲げるっち」




一方の処刑が行われる広場では群衆が
予想以上に集まってきていて、既に柵が
壊れてしまいます。


夕方の死刑執行までになにか怒らなけれ
ばよいがと心配するニコラでした。



イノサン第3巻26話「黄熱の祭典」
のあらすじはここまでです。



◆イノサン第3巻26話 感想◆


147年も前に一度行われてから今まで
なかった八つ裂きの刑を一目見ようと
集まる群衆ですが、怖いもの見たさと
いう人間の性には得体のしれない怖さ
がありますね。


このころの処刑は一種のショーのような
ものになっていたんですね。


そういえば今でも中東で処刑の映像を
YouTubeにアップする野蛮な行為を繰り
返しているイスラム国っていう集団が
いますが、ほんとに恐ろしいことし
ますねほんとに。


特に集団心理になると制御できなくなっ
てしまうのが一番怖いですから、柵が
壊れただけで下手したら暴動にまで発展
するかもしれません。


群衆のパワーの方向性を見誤ったところ
に当時の権力者がフランス革命が勃発す
るのを止めることができなかった原因が
あるんではないでしょうかね。



以上、イノサン第3巻26話
「黄熱の祭典」処刑でShow?
ネタバレ&感想でした。


つづく、イノサン第3巻27話は
⇒こちらです!


イノサン ネタバレ感想まとめページは
⇒こちらです!




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